平成23年度地域新成長産業創出促進補助金事業
(地域新成長産業群創出事業)
「中部ヘルスケア分野産業振興促進ならびに事業化支援事業」
体制強化事業勉強会
(採択事業者:株式会社 CLINICAL STUDY SUPPORT)
事業名:慢性痛をモデルにした身体的不具合を起こさないものづくり手法に関する勉強会
事業実施期間:平成23年6月1日から平成24年2月29日
運営実施者:山崎一徳(名古屋工業大学大学院情報工学専攻博士後期課程2年)
第1回勉強会
日 時 : |
2011年7月23日(土) 13時00分より |
場 所 : |
名古屋工業大学 6号館5階 502室 |
プログラム : |
13:00 |
勉強会について
名古屋工業大学大学院
情報工学専攻博士後期課程2年 山崎一徳
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13:10 |
肩こりや腰痛といった慢性痛の理解と検討
ゆあさ接骨院 院長 湯浅健生
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14:10 |
意見交換会 |
15:00 |
森田研究室見学会 |
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内 容 : |
開業している柔道整復師を講師に招いて、慢性痛、ならびに慢性痛になる人の日常生活上の特徴を中心に講義。慢性痛について知識を深めるとともに、日常生活上で問題となる動作や姿勢を理解した。 |
第2回勉強会
日 時 : |
平成23年8月6日(土) 14:00~16:00
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場 所 : |
名古屋工業大学 6号館5階 502室 |
内 容 : |
作業療法士を講師に招いて、慢性痛により二次的被害を受けた患者の日常生活上の特徴を中心に講義。慢性痛を抱えて日常生活を送ることの問題、ならびに身体に負担のかからない動作や姿勢であっても、長期間に渡って継続すると問題となることを理解した。
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第3回勉強会
日 時 : |
2011年9月10日(土) 14:00~16:30
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場 所 : |
名古屋工業大学 6号館5階 502室 |
内 容 : |
これまでの内容を包含して、医学的知見と工学的知見から問題となる姿勢や動作の検討・特定、などを実施。また、医学的知見を踏まえたものづくりの代表例として「福祉用具」を取り上げ、身体構造を考慮したデザインの意味を理解した。
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第4回勉強会
(訓練装置開発における関連法規に関する勉強会と合同開催)
日 時 : |
2011年11月12日(土) 15:00~17:30
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場 所 : |
名古屋工業大学 6号館1階 大学院ゼミ室 |
内 容 : |
訓練装置開発における関連法規に関する勉強会との合同開催で
「安全性」をテーマに、薬事法に関わる臨床試験や治験ならびに道具や装置が人体に与える影響について、3人の話題提供者による議題を基にディスカッションを実施した。今回の話を医療機器へと展開させ「医療機器の研究・開発から申請までのながれ」という形のロードマップ(アクションプラン)を提案した(別添)。
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第5回勉強会(見学会)
日 時 : |
2011年12月21日(土) 13:00~15:00
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場 所 : |
一般社団法人日本福祉用具評価センター 所長室 |
内 容 : |
福祉用具の安全性を新JIS制度に基づいて評価・認証を行う「一般社団法人日本福祉用具評価センター(JASPEC)」を訪問し、身体的不具合を起こさないための知見を得た。慢性痛を起こさないためのものづくり手法の基本的概念として、福祉用具の車椅子などにおける「レスト(休ませる)ではなくサポート(支持する)」が必要であることを理解した。
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第6回勉強会
日 時 : |
2012年1月14日(土) 13:00~14:30
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場 所 : |
名古屋工業会館 小会議室(3階) |
内 容 : |
まとめを目的としてメンバー内で話し合い、今後の方向性を決定した。慢性痛を引き起こさないために、米国労働省労働安全衛生庁OSHA(OccupationalSafety and Health Administration)が提唱する「労働安全衛生法」に包含した労働環境や、人間工学を考慮した道具の利用が必要であること。さらに、短時間での定期的なストレッチの導入が有効であることが明らかになった。
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